インポートは、複数の顧客情報をまとめて登録する機能で、
同時に顧客グループやコールキャンペーンへの追加・データ更新等を行うことができます。
インポート機能を使用できるのは、下記権限です。
オーナー | アドミン | マネージャー | ユーザ |
〇 | 〇 | 〇 | × |
事前準備:インポートするファイルを用意する
インポートするファイルは、CSV形式にする必要があります。
CSV形式で保存されたファイルを「CSVファイル」と呼び、
Digimaのようなアプリケーションでデータをやり取りする際に使われます。
NOTE:CSVファイルは、EXCELで編集することができます。元ファイルがEXCELの場合、ファイルを保存する際に「Excelブック」を「CSV UTF-8(コンマ区切り)」(無い場合は「CSV(コンマ区切り)」)にすることで、ファイルをCSV形式で保存できます。
STEP1:インポートする項目を決める
用意したファイルの項目を確認し、Digimaにインポートする項目を決めます。
インポートしない項目は、事前に削除しておくことを推奨します。
STEP2:見出しをDigimaと同じ項目名に変更する
Digimaにインポートするにはファイル1行目の見出しがDigimaの項目名と同じである必要があります。
以下のように、見出しが「自宅電話番号」や「名前1」の場合、
Digimaに一致する項目名が無い為、インポートされません。
「自宅固定電話番号」や「姓」等のDigimaに一致するものに変更することで、
インポートできるようになります。以下を参照し
「Digimaで用意している基本項目」「作成済のカスタム項目一覧」とファイルの見出しを比較し、
ファイルの見出しをDigimaと同じ項目名に変更します。
参考:作成済のカスタム項目一覧
CAUTION:CSVファイルの見出しに同一の項目が複数存在する場合、Digimaにインポートできません。
見出しに同じ項目名が無いことを確認し、存在する場合は別の名称に変更してください。
STEP3:存在しない項目をカスタム項目として作成する
STEP2を行った際、インポートしたい項目名の見出しがDigimaに存在しなかった場合、
新たにカスタム項目を作成することで、Digimaにインポートできます。
参考記事:カスタム項目を追加・編集する
参考記事:カスタム項目のタイプ
STEP4:データの加工
Digimaにデータをインポートする為にデータの加工をする必要があります。
NOTE:③以降は、データによっては不要なこともあります。
用意したファイルのデータに必要な作業を実施してください。
① インポートデータの上限数
ファイルの行数が50,000件 までが登録できます。
50,000件を超える場合は、ファイルの行数を50,000件以下に変更してからインポートしてください。
② 電話番号とメールアドレスの整理
電話番号やメールアドレスが全角になっている場合は、半角に直してください。
③ プルダウンやラジオボタンの項目の精査
項目タイプがプルダウンやラジオボタンの項目をインポートする際は、
取り込むデータがDigimaの値と完全に一致する必要があります。
存在しないデータをインポートするには、カスタム項目のオプションに追加したり、
ファイルのデータをDigimaに存在する値に揃えてください。
④ 日付項目の加工
項目タイプが日付の項目をインポートする際は、
2020-01-01などの「YYYY-MM-DD」形式に加工する必要があります。
EXCELの場合、以下のような関数を使用することで変換することが可能です。
=text(対象セル,"yyyy-mm-dd") ※対象セルをB2など実際のデータがあるセルに置き換えてください。
=if(対象セル=””,””,text(対象セル,"yyyy-mm-dd")) ※対象セルに空の列がある場合
⑤ 担当者紐づけの設定
インポートするデータに特定の担当者を紐づけたい場合は、
CSVファイル1行目の見出しを「担当者」と記入し、
2行目以降に紐づけたい担当者のメールアドレスを入力してください。
NOTE:担当者を紐づけるには、ユーザーの「名前」ではなく、「メールアドレス」を使用します。
また、インポートする時には該当のユーザーアカウントの有効化が完了している必要があります。
⑥ ステータスの設定
インポートするデータに特定のステータスを紐づけたい場合は、
CSVファイル1行目の見出しを「顧客ステータス」と記入し、
2行目以降に紐づけたい「顧客ステータス名」を入力してください。
⑦ 性別の設定
性別をインポートする場合、以下のようにデータを変換してください。
男・男性など → male
女・女性など → female
STEP5:インポートするファイルのアップロード
画面上部の顧客情報>顧客情報一覧を開き、
「顧客情報をインポート」を選択するとCSVファイルをアップロードする画面が表示されます。
インポートしたいファイルをドラッグ・アンド・ドロップするか、
「ファイルを選択」からインポートしたいファイルを選択して、CSVファイルをアップロードします。
アップロードしたファイルに問題がなければ、
以下のように「アップロードに成功しました」と表示されます。
アップロードしたファイルに何らかの問題がある場合は、
右側に問題となった件数が表示されるので、件数をクリックして内容を確認ください。
主にDigimaの項目とファイルの見出しが一致しない場合に注意が表示されますので、
STEP2を参考に対応してください。
CAUTION:CSVファイルの見出しに同一の項目が複数存在する場合、Digimaにインポートできません。見出しに同じ項目名が無いことを確認し、存在する場合は別の名称に変更してください。
STEP6:インポートオプションを選択し、インポートする
画面下部にある「インポートオプション」を選択することで、
顧客グループやコールキャンペーンへの追加や、データの上書き追加等の更新 等を行うことができます。
オプション選択後、画面下部の「インポート」ボタンをクリックし、「確認」を押すとインポートが開始されます。
① 既存の顧客情報をアップデートする
オプションを選択してインポートした際に、以下の重複条件に当てはまった顧客情報が更新されます。
参考記事:顧客情報の重複条件
NOTE:オプションを選択せずに重複条件と一致した場合、Digimaに既に存在するデータが優先され、インポートは行われません。
② 顧客情報をグループに追加する
選択した既存顧客グループへの追加、または新規顧客グループを作成して追加できます。
NOTE:このオプションは、必ず設定してください。エラーがあった場合に対応しやすくなります
③ 顧客情報をコールキャンペーンに追加する
選択した既存コールキャンペーンへの追加、または新規コールキャンペーンを作成して追加できます
その他のオプションは、以下を参照してください
STEP7:インポート結果の確認
インポートが完了するとメールが配信されますが、インポート結果画面でも状況を確認できます。
アクションの下の更新アイコン(↻)をクリックすることで、インポート結果が更新されます。
詳細を確認するには、インポート結果の右側にある件数のリンクをクリックします。
成功 :インポートが正常に完了したもの
エラー:何らかの理由でインポートが失敗したものを示します。
エラー理由は、画面右側の「理由」の下に表示されます。
「エクスポートする」ボタンから、エラーデータのみをエクスポートできますので、
エクスポートしたファイルをエラー理由を解消するように加工して、再度インポートを行ってください。
過去のインポートの記録の確認は、以下を参照してください
参考記事:インポート・エクスポートレポート