LINE経由でDigima内に作成された顧客情報の管理
LINE公式アカウントに登録されているLINE友だちは、DigimaとLINE公式アカウント連携時にDigima内に新しく顧客情報が作成されます。
顧客情報が作成されることで、Digima(顧客情報プロフィール画面)からのメッセージの送信が可能になります。一通でもメッセージの送受信が発生すると、DigimaLINEチャット画面からもメッセージの送受信や履歴の確認が可能になります。
LINE友だちの顧客情報が作成/更新されるタイミングを知っておきましょう。
作成された顧客情報のフィルターのかけ方も
- LINE公式アカウント連携設定完了時の顧客情報の自動作成
- LINE友だち追加時の自動作成
- LINE友だち追加後、ブロックされた場合
- フォーム取込みによる顧客情報の自動更新
- 顧客情報のフィルター機能を使用したLINE友だちの絞り込み方法
LINE公式アカウント連携設定完了時の顧客情報の自動作成
- Digima顧客情報の「名」の欄にLINE友だちのユーザー名が記入されます。
- 「作成方法」は、「LINE友だち」が選択されます。
- ブロックされているLINE友だちの顧客情報は、LINE公式アカウントからDigimaに取り込まれません。
LINE友だち追加時の自動作成
Digimaと連携しているLINE公式アカウントが、LINE友だちに追加されると自動で顧客情報が作成されます。
- Digima顧客情報の「名」の欄にLINEユーザー名が記入されます。
- 「作成方法」は、「LINE友だち」が選択されます。
- 「直近顧客行動タイプ」は「LINE友だち」が選択されます。
- 「直近顧客行動日時」は、LINE友だち登録によって顧客情報が作成された日時が登録されます。
LINE友だち追加後、ブロックされた場合
- LINE公式アカウントの連絡先から消えます。(メッセージの送受信履歴は残りますが、LINEお友達名が「Unknown」と表示されます。)
- Digimaの顧客情報は残ります。
- どちらもメッセージを送ることはできません。
Digima顧客情報一覧
Digima顧客情報のアクティビティ履歴
フォーム取込みによる顧客情報の自動更新
LINE友だち追加によって作成された新規顧客の場合
フォーム取り込みを利用して、LINE友だちから作成された顧客情報の内容をアップデートできます。
- 自動作成されたLINE友だちの顧客情報、メールやQRコードから追加されたLINE友だちの顧客情報には、基本的な情報しか入力されていません。
- LINEメッセージで送信した、Digimaのトラッキングコードを埋め込んだウェブサイト(HP)のリンクをLINE友だちがクリックすると、LINE友だちのcookie情報を取得します。
- cookie情報がDigimaの顧客情報に紐づけされると、LINE友だちがどのページを、どのくらいの間、閲覧していたかを確認できるようになります。
- 既にDigima内にcookie情報が蓄積されているLINE友だちが、Digimaと連携している問い合わせフォームから問い合わせを行うと、問い合わせデータ(メールアドレスや電話番号etc)は同じcookie情報を持つ顧客に上書きされます。
既にDigima内に顧客情報が作成されているエンドユーザーが、LINE公式アカウントの友だち追加をした場合
既存の顧客情報はそのままで、新しく「LINE友だち」から顧客情報が自動作成されますが、フォーム取り込みを利用することで、二つの顧客情報を統合することができます。
- 問い合わせデータ(メールアドレスや電話番号etc)は同じcookie情報を持つ顧客に上書きされます。
- 問い合わせデータと既存の顧客情報の項目内容が一致する場合、既存の顧客情報と「LINE友だち」から作成された顧客情報は統合されます。
- 既にDigimaに顧客情報が作成されているエンドユーザーが、Digimaと連携しているLINE公式アカウントを「LINE友だち」に追加します。
- 「LINE友だち」から新たに顧客情報がDigima上に自動作成されます。自動作成・追加されたLINE友だちの顧客情報には、基本的な情報しか入力されていません。
- 新たに顧客情報が作成されることで、一人のエンドユーザーに対して、Digima上に2つの顧客情報が登録されている状態となります。
- LINEメッセージで送信した、Digimaのトラッキングコードを埋め込んだウェブサイト(HP)のリンクをLINE友だちがクリックすると、LINE友だちのcookie情報を取得します。
- 取得したcookie情報は「LINE友だち」から作成された顧客情報に保存されます。LINE友だちがどのページを、どのくらいの間、閲覧していたかを確認できるようになります。
- 既にDigima内にcookie情報が蓄積されているLINE友だちが、Digimaと連携している問い合わせフォームから問い合わせを行うと、cookie情報・問い合わせデータ(メールアドレスや電話番号etc)を取得します。
- 問い合わせデータ(メールアドレスや電話番号etc)は同じcookie情報を持つ顧客に上書きされます。
- 問い合わせデータ(メールアドレスや電話番号etc)と既存の顧客情報の項目が一致している場合(一致条件はこちら)、既存顧客と更新されたLINE友だちを統合してから、問い合わせデータ(メールアドレスや電話番号etc)を上書きします。
NOTE :フォームからの問い合わせデータと既存の顧客情報はこちらの項目の組み合わせが一致した場合、同一のエンドユーザーとみなされ、LINE友だちから作成された顧客情報と統合されます。
顧客情報の自動更新・統合が行われないケース
以下の条件においては顧客情報の自動更新・統合が行われません。
①顧客情報の自動更新・顧客情報の統合が行われない
- LINE友だちのcookie情報と問い合わせフォームから取得したcookie情報が一致しない
- 問い合わせデータ(メールアドレスや電話番号etc)と既存の顧客情報の項目が一致しない
⇒ 問い合わせデータの内容で新規の顧客情報が作成されます。
既存の顧客情報と、「LINE友だち」から作成された顧客情報との統合は行われません。
②問い合わせデータは既存の顧客情報に上書きされるが、顧客情報の統合が行われない
- LINE友だちのcookie情報と問い合わせフォームから取得したcookie情報が一致しない
- 問い合わせデータ(メールアドレスや電話番号etc)と既存の顧客情報の項目が一致する
⇒ 問い合わせデータは既存の顧客情報に上書きされます。
「LINE友だち」から作成された顧客情報との統合は行われません。
③問い合わせデータは「LINE友だち」から作成された顧客情報に上書きされるが、顧客情報の統合が行われない
- LINE友だちのcookie情報と問い合わせフォームから取得したcookie情報が一致する
- 問い合わせデータ(メールアドレスや電話番号etc)と既存の顧客情報の項目が一致しない
⇒ 問い合わせデータは「LINE友だち」から作成された顧客情報に上書きされます。
既存の顧客情報との統合は行われません。
顧客情報のフィルター機能を使用したLINE友だちの絞り込み方法
顧客情報のフィルター機能を使用し、LINE友だちを絞り込んで顧客情報を表示させることができます。
フォーム取り込みを利用して、LINE友だちから作成された顧客情報の内容をアップデートできます。
- 「顧客情報一覧」をクリックします。
- 「フィルターを追加する」をクリックします。
- 「LINE」をクリックします。
- 「友だちか否か」をクリックします。
- 「選択してください」をクリックします。
- 「はい」をクリックします。
- 「フィルターを適用」をクリックすると、LINE友だちのみの顧客情報一覧が表示されます。